2007年08月18日
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江戸東京博物館・特別展「大鉄道博覧会 ~昭和への旅は列車に乗って~」

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、江戸東京博物館特別展「大鉄道博覧会 ~昭和への旅は列車に乗って~」等を軽く見てきました。

江戸東京博物館

特別展「大鉄道博覧会 ~昭和への旅は列車に乗って~」 §

 すまん、なめてました。

 見なくても問題ないと思ったのは間違いでした。

 何と、東洋活性白土専用線で走っていたSLが展示されていました。

 あの東洋活性白土専用線ですよ!

 日本の鉄道模型界のナローゲージ・ブーム初期のバイブルとも言える「ナローゲージ・モデリング」で大きく紹介されていた魅力ある路線の1つです。

 非常に小さな規模ならとても魅力的。

 とても印象的な路線でした。

 その蒸気機関車の実物にお目にかかれるとは!

 いやほんとに、それだけでもう満足です。

 ボールドウィン風の下工弁慶号も良かったですよ。

 ……ただし、企画としてはすべっているかも。

 夏休みで子供が来ることを当て込んだ新聞社主導の企画……という感じのようにも思えますが、予想よりも客はまばらでした。じっくり見るにはちょっと人が多くて邪魔……というレベルで、夏休みの土曜でこの人出なら、イマイチという感じでしょうか。

 実際、展示物は渋すぎ。軽量客車の3段寝台とか、展望車の展望台の実物大模型とか、展示されている模型車両も古いものばかりだし。

 ちなみに軽量客車といっても、たぶん通じない可能性が高いでしょうね。とはいえ、実は外装が青ではなく茶色に塗られていたのは「ナイス!」という感じです。

 もう1つ、別室に展示されていた鉄道模型のレイアウトは見事なものばかりでした。実際に走行していたNゲージのジェットコースターではない方ね。

常設展・他 §

 一応、そのまま常設展にまわってみました。

 一部の展示を外して生誕150周年記念 後藤新平展をやっていましたが、かなり大ざっぱに流してみました。

 もう1つ、「市民からのおくりもの」展の方は、けっこう興味を持って面白く見ました。年代ものの様々なアイテムがアトランダムに並んでいるのを見ると、けっこうワクワクしますね。

 全般的に、常設展の内容は、昔と比べて「変化がある」という印象を受けました。

 きちんと見れば、いろいろありそうです。